こんにちは塩原俊之(@donchan3ren)です。
日付変わりましていよいよ今日、7月8日(金)より始まります。
らまのだ2かいめ公演『終わってないし』
今回は前夜祭スペシャルということで、塩原が勝手に解釈し好き勝手に書く【塩原のセルフライナーノーツ】
ネタバレはありませんので、観劇前でも後でも良かったら読んでみて、楽しんでください。
『ちゃんとした夕暮れ』
story1『ちゃんとした夕暮れ』
山田茉亜紗 as 高橋
滝寛式(はえぎわ) as 大西
エネルギーの純粋な結晶体みたいな山田茉亜紗と大先輩劇団はえぎわの滝寛式がガチバトル。
龍虎相見えるとはこのことか。
どこからがお芝居でどこからが生で、どこからが嘘でどこからが本当なのか。
見てるこっちもドキドキするけど、本当は二人のほうがしてるよね。
若くても、一生懸命ちゃんと生きている高橋。
若くはないけれど、やっぱりちゃんと生きようとしている大西。
でも、ちゃんとするってなんだろね。
story2『天気予報を見ない派』
松本みゆき as 木下
塩原俊之(アガリスクエンターテイメント) as 祐介
初見で読んだ時にもう、ピンときた。
「面白い…っ!」
しかしこれがらまのだ作家の南出の処女作だって言うんだから恐ろしい子…っ!
人間、生きてると、自分もそうだけど誰とも分かり合えないんじゃないかって急に孤独を感じる時がある。
でもそんなことは当たり前のことで、なにもそれに絶望することはなくて、人は、人そのものが希望だってマジで思えたりすることがあるんだから、孤独な時は帰ってシコって眠りなさい。
分からなくたって、会って、話して、思考を巡らせて伝達して、そういう人間っぽい活動をしていればまぁ、生きていけたりするんだよね。
この作品は「演劇」という媒体で発信することに本当に本当に意味があると思う。
劇場で、その瞬間、それを感じて頂けたら幸いです。
『終わってないし』
日下部そう as 陽一
中村美貴 as 洋子
宮島朋宏 as 伸治
西井裕美(らまのだ) as 麻子
自分も今年で32歳になりまして。
同級生なんかは…特に、仲の良かった高校のやつらなんてほぼみんな結婚していて、子持ちで、車乗っちゃったり家買ったり。35年ローンだとして30歳で家買って、定年までに返済。もしくは35歳までに買って30年ローンか?よしじゃあ消費税が上がる前にエイヤっと!なんて年頃だったりします。
演劇なんかやってるとそんな話はどこか遠くの国の話のような気もするけれど。
高校時代はそれこそ毎日のように友達と学校で、部室で、ファミレスで、暗くなるまで内容のない話を喋り倒して、よくもまぁ話題がつきないもんだなと今更ながら思う。
今ではもう皆、家庭だのなんだの、それぞれがそれぞれの生活をしていて。あんなに一緒にいたのに、もう5年も6年も会ってないやつなんていっぱいいる。
でも、なんとなく「あ、きっといるんだな」と思えるし、実際に会ってみるとやっぱり変わってなかったりして。だから会わなくたってそいつが「きっと確かにそこに居るんだな」と思うだけで、それだけで生きていこうって思えるし、そいつらはそいつらで必死にもがきながら生きてるんだろうなぁなんてことも考えて、少し笑っちゃったりもする。
去年、友達がめちゃくちゃたっけぇ高級マンション買ったって噂を聞いて、その場にいたやつらで大笑いしてしまった。
これからはローン地獄だ、人生詰んだわーなんて冗談で言ったりもするけど、人間生きてる限りはまだ何も終わっちゃいないなって、思う。

